コウノトリもお花見? 渡良瀬遊水地の土手で菜の花見頃 3月下旬には桜との共演も

渡良瀬遊水地の土手を黄色に染める菜の花=14日午前11時25分、小山市下生井

 栃木県小山市、栃木市、野木町など4県4市2町にまたがる渡良瀬遊水地で菜の花が見頃を迎え、土手一面を黄色に染めている。

 小山市下生井の渡良瀬遊水地コウノトリ交流館によると、暖冬の影響で例年より1カ月ほど早い1月ごろに咲き始めた。今月下旬には土手沿いに咲く桜との共演もみられる。見頃は4月上旬まで。

 心地よい春風が吹いた14日、生井桜づつみ公園では菜の花の近くを、営巣中のコウノトリが舞ったりミツバチが飛んだりしていた。訪れた人は咲き誇る花の写真を撮って楽しんでいた。

 カメラを手にしていた茨城県古河市上辺見、茂田正寛(しげたまさひろ)さん(81)は「菜の花を見ていたら近くに大きなコウノトリが飛んできた」と笑顔で話した。

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