防衛省が日本製鉄呉地区跡地に「多機能な複合防衛拠点」を整備したい考えを表明したことについて、市民団体が県に対し、防衛省の意向を拒否するよう要請しました。
要請書を提出したのは、県労連と 佐久間邦彦 さんが理事長を務める県被団協、それに県原水協などです。
要請書では、防衛省が表明した「多機能な複合防衛拠点」には弾薬庫の検討も含まれているため、攻撃対象として狙われて呉市民や県民を危険にさらすとしています。また、軍需産業での雇用創出や経済効果があるべき姿なのかとしています。
県労連 神部泰 議長
「旧軍港の復活につながるということで、県がしっかり拒否をしてほしい」
県の担当者は、要請を知事に伝えると話しました。