栃木県の人事異動内示 過去10年で最大規模で部課長クラスの女性登用は59人

栃木県は15日、4月1日付の人事異動を発表しました。

行政課題に迅速かつ的確に対応できる適材適所の配置を行い、部長や課長クラスの女性の登用は前の年度より1人多い59人となっています。

今回の異動は全体で2522人で、過去10年では最大の規模となりました。女性職員の積極的な登用で部局長ポストに6人を配置するほか、部長と課長クラスでは過去最高を更新する59人を起用します。

主な幹部クラスの人事では、財政健全化や組織のマネジメントを担う経営管理部長に中谷一彦会計局長が就くほか、生活文化スポーツ部長に中村和史東京事務所長が就きます。また、環境森林部長には齋藤利也次長、県土整備部長には谷英夫次長がそれぞれ昇格します。

会計局長には福田研一保健福祉部次長、企業局長には小林宣夫総合政策部次長が就きます。経営管理部長を務めた仲山信之氏はエフエム栃木の代表取締役社長に就任するほか、生活文化スポーツ部長を務めた野原恵美子氏は、県国際交流協会の理事長となります。

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