反抗期の息子「メシがマズい!」母「だったら自分で作れ!」ご飯作りを完全放棄! → その結果、、、?

成長過程の1つだとわかっているけど、親にとっては辛い反抗期。筆者の知人Aさんの息子Dくんも反抗期になり生意気な態度を取ることが増えたんだそうです。「ごはんが美味しくない!」そう言ってごはんを食べようとしないDくんに、Aさんは「だったら自分で作ってみな」と返しました。さて、Dくんはどうしたのでしょうか? Aさんから話を聞きました。

かわいい息子が反抗期突入

Aさんは中学生の息子・Dくんを育てる母親です。Aさんの最近の悩みはあんなにかわいかった息子が、最近反抗期に突入してしまったこと。

誰にでもやって来るものであり、順調に成長している証だと言い聞かせようとするのですが、それでも反抗的な態度を取られるのは悲しいものでした。

「うるせー」

今日もDくんの反抗的な言葉がAさんの胸には突き刺さります。

親だって人間だもの、Aさんキレる

ある日、Dくんがごはんを食べませんでした。その理由は「ごはんが美味しくない」というもの。

これにAさんは堪忍袋の緒が切れてしまいました。忙しい中、栄養を考えて作った料理を貶されて黙ってはいられません。

「お母さんのごはんは食べなくていい! 自分で作ってみなさい」

用意した料理を下げ、その後もわーわー喚くDくんを放置。するとDくんは言われた通り、ごはんを作ろうとし始めました。

料理は難しいと実感した息子

最初こそネットでレシピを検索して張り切っていたDくんですが、レシピには料理用語がどんどん出てきます。

「いちょう切りって何?」「塩少々ってどんくらい?」

いちいちAさんに質問をしてきます。結局、母親の助けなしに料理は作れなかったDくんは、母親のありがたみを実感することになりました。

「料理ってこんなに大変なんだね。いつもありがとう」

反省し、感謝の言葉を伝えてくれたDくんなのでした。

まだまだ続くぞ反抗期

料理に関しては反省してくれたDくんですが、これで反抗期自体が終わったわけではありません。相変わらず反抗的な態度が続いています。

いつ終わるかわからない反抗期に心が折れそうになることもあるAさんですが、時にはキレながらも大変な時期を乗り越えていきたいと思っているとのこと。

母親だって完璧な人間ではありません。強い言葉をぶつけられたら、悲しくもなるし言い返したくもなります。子どもと一緒に成長していきたいと願うAさんなのでした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶

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