走る鉄道模型の世界に夢中! 壬生・おもちゃ博物館で企画展

コントローラーで運転体験をする来館者ら

 巨大ジオラマの中を鉄道模型が走行するなどの企画展「鉄道模型展2024」が16日、栃木県壬生町国谷の町おもちゃ博物館で始まり、早速大勢の家族連れなどでにぎわった。31日まで。

 新型コロナウイルスの影響で中止が続いていたが、昨年に復活し、今年で19回目を迎えた。

 別館1階のわくわく夢広場の中心には縦7メートル、横5メートルの「Nゲージ大ジオラマ」が設置された。また、ダイヤル式コントローラーで運転体験ができるコーナーや約20種類の東武鉄道の模型車両が並ぶコーナーも設けられた。

 この日は開館前から行列ができ大盛況。来館者は市街地や田園風景を背に走る車両を写真に収めたり、コントローラーで車両を動かしたりして鉄道模型の世界に入り込んでいた。

 雀宮中1年渡辺優人(わたなべゆうと)さん(13)は「企画展には毎年来ている。毎回新しい情景や車両が見られるので面白い」と話していた。

 会期中は18日のみ休館。入館料は高校生以上600円、中学生以下300円(3歳以下は無料)。

コントローラーで運転体験をする来館者ら
コントローラーで運転体験をする来館者ら

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