アイスランド火山、昨年12月以来4回目の噴火 インフラや町は安全

[コペンハーゲン 18日 ロイター] - アイスランドの首都レイキャビクに近いレイキャネス半島で16日に昨年12月以来4回目の噴火を起こした火山について、当局は18日時点でも煙と溶岩を噴出しているとしつつ、地熱発電所といったインフラや近くの漁師町グリンダビーク(人口約4000人)は今のところ安全だと発表した。

今回の噴火は、約800年間休眠状態にあった同半島の地質システムが再び活動を開始した2021年以来では7回目。人工の障壁でインフラや町から溶岩を遠ざけることに成功しているという。

専門家は公共放送RUVに対し、今回の溶岩流がいつまで続くのか予測するのは時期尚早だと述べた。

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