被災地を激励飛行 ブルーインパルス

 能登半島地震の被災地を激励するため、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が18日、能登地域6市町の上空を飛行した。

 6機編隊が白いスモークをたなびかせ、志賀町、輪島市、珠洲市、能登町、穴水町、七尾市の順に13カ所を回った。17日の予定だったが、天候不良で順延となっていた。

 輪島市中心部の市マリンタウンでは、谷内給(たまる)さん(74)が「能登まで来てくれて本当にありがたい」と感謝。珠洲市宝立小中では門前絢南(あやな)さん(22)=金沢学院大4年=が「初めて見た。かっこよかった」と話した。18日が誕生日だった穴水町の川端かおりさん(53)は「思いがけないプレゼントだ」と喜んだ。

© 株式会社北國新聞社