ロシア極東の金鉱山で落盤事故、作業員13人が生き埋め

[19日 ロイター] - ロシア極東アムール州の金鉱山で落盤事故が発生し、作業員13人が閉じ込められたと、ロシア非常事態省が19日明らかにした。

通信が復旧しつつあり、搬出用スロープから岩などを機械で除去する作業が進められていると通信アプリ「テレグラム」に投稿した。

現地メディアによると、事故が起きたのはパイオニア金鉱山で、鉱石処理能力はロシア国内で上位に入る。

同鉱山を保有する英国拠点の金鉱山会社ペトロパブロフスクは2022年、主要取引銀行で唯一の金の販売先であるガスプロムバンクに対する西側諸国の制裁により債務返済が困難になったため、破産手続きを申請した。

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