新型コロナに翻弄された学生生活 最後は笑顔で一歩踏み出す 盛岡大・盛岡大短期大学部で卒業式 岩手・滝沢市

盛岡大学と盛岡大学短期大学部の卒業式が19日に行われ、480人あまりが社会人への一歩を踏み出しました。

卒業式は岩手県滝沢市のツガワ未来館アピオで開かれました。出席したのは盛岡大学の2つの学部と短期大学部の卒業生あわせて484人です。式では高橋俊和学長が「社会を良くしたいと思う欲を持って、悔いのない人生を送ってください」と学生たちを送り出しました。卒業生代表の大橋匠さんは新型コロナとともに歩んだ学生生活を振り返りました。

(大橋匠さん)
「思い起こせば4年前、新型コロナウイスルの影響で入学式が中止となり、オンライン授業から始まった大学生活は、入学前に思い描いたものとは全く異なる毎日でした。私たちは盛岡大学卒業生の名に恥じぬ活躍ができるよう、精進してまいります」

(式を終えた卒業生)
「最高の仲間と最高の日々を過ごせました」

「(4月から)IT関連の会社に勤める。人に認められるような人間になりたい」

「テストに向けてみんなで徹夜して勉強したのが印象に残っている」

「(4月から)小学校の先生になる。子どもたちからも保護者からも同僚からも信頼される先生になりたい」

卒業生たちは4月からの新生活に期待を膨らませ、それぞれの道へと歩みだしました。

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