「薬品に触れた」濃硫酸が突然沸騰 製薬工場で6人救急搬送 2人が軽いやけど 福島・会津若松市

20日午後3時すぎ、福島県会津若松市にある製薬会社の工場で、薬を作る作業中、従業員2人に濃硫酸がかかり、軽いやけどを負いました。この工場では、体調不良を訴えた従業員4人と合わせて6人が救急搬送されていて、警察や消防は労災事故として原因を調べています。

警察や消防によりますと、20日午後3時すぎ、会津若松市の「門田町工業団地」にある武州製薬の工場で、「従業員2人が薬品に触れた」と119番通報がありました。

従業員2人は事故当時、薬を作る作業中で、濃硫酸が突然沸騰して体にかかり、病院へ救急車で運ばれました。

この事故で、40代の女性従業員が左手に軽いやけど、40代の男性従業員が額に軽いやけどを負いました。また、ほかに従業員4人が体調不良などを訴えて救急搬送されました。

警察と消防は、労災事故として原因を調べています。

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