岡山県の伊原木知事が後援会の政治資金収支報告書を訂正 会計責任者らが虚偽記載で略式命令を受けて【岡山】

昨年(2023年)、岡山県の伊原木隆太知事の政治活動を後援する団体の会計責任者ら2人が、政治資金収支報告書に虚偽の記載をしていた問題です。きのう(19日)の会見で、伊原木知事は収支報告書を訂正したことを明らかにしました。

(伊原木隆太岡山県知事)
「県民の皆様をはじめ、日頃からご支援をいただいている皆様にご心配をおかけいたしましたことを改めてお詫び申し上げます」

この問題は、伊原木知事の後援会の会計責任者ら2人が、2018年から2021年分の政治資金収支報告書に、架空の寄付や借入金など虚偽内容を記載したなどとして、昨年9月、政治資金規正法違反の罪で略式起訴されたものです。

2人はその後、罰金100万円の略式命令を受けました。この問題を受け伊原木知事は、きのうの会見で自身の政治活動を後援する5団体の収支報告書を、公表されている2020年から3年分訂正し、県選挙管理委員会に提出したと明らかにしました。

また2019年以前の収支報告書については、県選管に過去の書類がないため修正できなかったとしています。

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