盛岡市渋民に整備が進む「道の駅」の来年春の開業に向けて、20日市内に住む若者が多くの人に施設を利用してもらうためのアイデアを出し合いました。
この取り組みは、「道の駅もりおか渋民」のオープンに向けて、盛岡市と協力して地域課題の解決に取り組む「ドリーム・シード・プロジェクト」が企画したものです。
20日は市内に住む中学生から大学生までの若者20人が参加しました。はじめに盛岡市役所玉山総合事務所で施設運営を体験するシミュレーションゲームを行い、道の駅にどのような設備や機能が求められるかを考えました。
そしてこの後、建設途中の現場を実際に見学することでさらにイメージを膨らませていきます。工事の進捗率は5割ほどで外壁はほぼ完成し、現在は内装工事が行われています。
参加した人たちは玉山総合事務所に戻ると、施設内に伝統芸能の映像を流すスクリーンや岩手山を眺めるための芝生広場の整備などのアイデアを出しました。
(参加者)
「道の駅でどんな事業が進んでいるのか知れたので完成した時に来るのが楽しみ」
「渋民にいる高齢者の方と他の地域の若い人たちとの交流が活発になってくれればいいと思います」
市は可能な限り参加者から出された意見を施設の整備や今後のPR活動に反映させる方針です。