「8つのアウトに50球を必要とした」ダルビッシュ有の4回降板にみる“ドジャース打線の脅威”を米記者が指摘!「それこそが彼らの恐ろしさ」

現地3月20日に韓国ソウルで行なわれたMLB開幕戦、ロサンゼルス・ドジャースvsサンディエゴ・パドレス戦。パドレスの開幕投手を務めたダルビッシュ有は4回途中(3回2/3)2安打1失点(自責点0)で降板となった。

注目された大谷翔平との初対決では、第1打席をショートゴロに仕留め、第2打席ではライト前に痛烈なシングルヒットを許した。3度目の対戦が期待されたが、4回表に味方のエラーから1死三塁の局面を作られ、犠牲フライから1点を奪われる。80球を目安としていたなか、72球を投げたところで交代となった。奪三振は3つで、四球も3つを数えている。
米ネットワーク『ESPN』のオルデン・ゴンサレス記者はX(公式ツイッター)を更新、この日のダルビッシュについて「素晴らしい投球をした」と評したうえで、「(3回途中までで)8つのアウトを取るのに50球を必要とし、かなり消耗しているようにみえた。それこそがドジャース打線の恐ろしさ。点を取っていなくても圧倒的なのだ」と分析した。

試合は5回を終えてパドレスが2-1でリードしている。

構成●THE DIGEST編集部

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