柔道に取り組むハンガリーの選手たちが岩手・宮古市を訪問 「日本の柔道家たちから学びたい」

岩手県宮古市の子どもたちと柔道の練習を通じて交流を深めたハンガリーの選手たちが21日、宮古市役所を訪問しました。

宮古市役所を訪れたのはハンガリー柔道クラブの13歳から19歳の選手11人とコーチ3人の合わせて14人です。
宮古商工高校の粟野桃子教諭が実業団を引退した後にハンガリーで柔道の指導を行った縁で今回ハンガリーの選手らが宮古市を訪問しました。
20日は宮古市で合同練習会を行い、小学生らと交流を深めました。
山本正徳宮古市長は「宮古や盛岡を好きになって夏には浄土ヶ浜で水泳を楽しんでください」と歓迎の言葉を述べました。

(ハンガリー柔道クラブ サボー・チェペルケ選手)
「柔道がとても上手くなりたいですし、日本の柔道家たちから学びたいと思っています。この旅は柔道が上手になるための素晴らしいモチベーションになっています」

ハンガリーの選手たちは28日まで盛岡市に滞在し、高校生と練習するほか盛岡市内の観光も行うということです。

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