<オープン>ラーメン店「夢の一歩佐賀店」(佐賀市)こってり濃厚スープと元気な声

山盛りの野菜と巨大なチャーシューに圧倒される「ラーメン小 豚2枚」(1100円)。野菜やニンニク、脂の量など自由にカスタマイズできる。写真の「野菜マシマシ」は+100円

 山のように盛られた野菜と分厚いチャーシュー、こってり濃厚なスープと「ニンニク入れますか?」と聞くスタッフの元気な声。迫力満点の盛り付けとパンチのある味わいで全国にファンを持ち、鳥栖市に総本店を構えるラーメン店「夢を語れ」の系列店「夢の一歩」が2月、佐賀市唐人にオープンしました。

 看板メニューのラーメンは、濃厚な豚骨しょうゆスープにコシのあるちぢれ麺を合わせ、モヤシとキャベツをたっぷりとトッピング。麺の量とチャーシューの枚数を選んで食券を購入すると、提供時に野菜や脂の量、ニンニクの有無などをリクエストできます(一部有料あり)。ニンニクが苦手だったり、食後に仕事や人と会う予定がある人は、ニンニクをショウガに変更できます。ラーメンの食材と作り方は基本的に総本店と同じですが、チャーシューに「丸福精肉店」(佐賀市唐人)の若楠ポークを使っているのはこの店だけの特長。若楠ポークのチャーシューはやわらかくて脂も甘く、ラーメンのおいしさをさらに引き立てます。

 店を切り盛りするのは、飲食店の店長をしていた八谷怜巳(さとし)さんと起業家の村山潤さん。店内は席が少なく客を待たせてしまうことが多いため、8月ごろをめどに店を改装して席を増やす予定です。八谷さんは、「店舗での提供に加えて、今後はキッチンカーを使ってイベントなどでもラーメンを味わってもらいたい」と話します。(久保禎一)

[住]佐賀市唐人1-5-4

[時]11~14時、17~22時

[休]火曜

[駐]8

[IG]yumenoippo_saga

元気な声と笑顔で迎えてくれる共同経営者の八谷怜巳さん(前列左)と村山潤さん(同右)、スタッフのみなさん

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