ガソリンなどを私的使用 佐野市が消防団員を懲戒免職

 消防団で使用するかのように偽ってガソリンなどを購入し私的に使っていたとして、佐野市は21日付で同市消防団の40代男性団員を懲戒免職処分とした。

 同市によると、2021年11月から約2年間、同市の指定給油所から合計8回にわたり、燃料携行缶でレギュラーガソリン合計244リットル(4万1291円)と軽油同210リットル(3万528円)を購入し、自分の車両に使用するなどしていた。

 この団員は損害額を弁済し深く反省して謝罪しているとして、既に市との間で示談が成立している。同市消防本部は「今後、二度とこのようなことがないようチェックを徹底していく」としている。

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