群馬・吉岡町とジョイフル本田が協定 防災や地域発展で協力

 群馬県吉岡町は21日、昨年4月に開店したジョイホン吉岡店(同町大久保)を運営するジョイフル本田(茨城県土浦市、平山育夫社長)と包括連携協定を結んだ。防災や環境保全、地域振興など多岐にわたる分野で協力し、地域社会の発展と町民サービスの向上を目指す。

 協定には①防災・災害対策②環境保全・循環型社会 ③地域振興④教育⑤町政情報の発信⑥その他―の6項目が盛り込まれている。同社が複数の項目で、自治体と協定を結ぶのは初めて。具体的な活動内容は、両者で協議しながら決めていくという。

 町役場で開かれた締結式で、柴崎徳一郎町長=写真左=は「多くの事業を協働して取り組めるのは大変ありがたい」と述べた。平山社長=同右=は、他店舗の災害時支援事例を写真で紹介。「オープンから現在まで、地域の支えを痛感している。より期待に応えられるよう対応したい」と語った。

 同社が自治体などと協定を結ぶのは20例目。

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