「丁重に断った」岡山市が県にトップ会談申し入れるも県は断る 県総合グラウンドの事業費負担めぐり対立

岡山県総合グラウンドの事業費の負担金を巡り、県と岡山市で意見の対立が続く中、岡山市の大森市長は伊原木知事にトップ会談を申し入れたと明らかにしました。県側は会談を断ったということです。

(大森雅夫岡山市長)「3月中には、ぜひ知事との対話の場を設けていただきたいと申し上げ、現在返事を待っているところであります」

岡山県総合グラウンドの建設事業費を巡っては岡山市が「50%の負担額は全国的にみても高い」などとして見直しを求めています。

一方、県側は負担額は妥当だとしていて、今月19日の県議会でも今年度分の支払いを市に求める議案が可決されています。

大森市長はきょう(22日)の会見で、県からの請求書が届き、債権・債務の関係が確定する前にトップ会談を行いたいとしました。

これを受け県側はきょう(22日)、知事も含めて協議を行い、市側の考えが従来と変わらないことから会談をする必要はないと判断し、「丁重に断った」と話しています。

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