岡山県吉備中央町の浄水場から有害物質のPFASが高い濃度で検出された問題で、吉備中央町の山本町長は、希望者の血液検査について全額公費負担とすることを明らかにしました。
(山本雅則 吉備中央町長)「希望者に対しまして全額公費でやります。いかに住民に寄り添った対応ができるかどうか」
有害物質を含む浄水場の水道水を飲んだことに伴う健康への影響対策について、山本町長が基本的な方針を示しました。
この、基本的な方針は、今月(3月)15日に大学教授や医師らの専門家による委員会がとりまとめた報告書をもとに町が検討したもので、
希望者に対し公費負担による血液検査の他に、科学的知見に基づいた出産・子育ての助言を行うことや、
健康診断の受診率の向上を目指すことなど5項目について取組むとしています。
また、町では、専門家から情報を得られる体制作りを行うとしています。