民間の取り組みによって、生物多様性の保全が図られている区域「自然共生サイト」に岡山市の企業が整備する庭園が選ばれ、環境省から認定証が授与されました。
認定されたのは、岡山市南区に本社を置く藤クリーンです。
今回認定された「自然共生サイト」は、健全な生態系の回復を目的に環境省が定めたもので、岡山県では初めてです。
藤クリーンでは、敷地内に産業廃棄物を活用したビオトープを整備。絶滅が危惧される動植物が生息していることなどが高く評価されました。
（藤クリーン 築地孝典研究開発室 室長）「継続的により生物多様性の質を高めて管理できたらなと」
（環境省中国四国地方環境事務所 坂口芳輝所長）「これをやることで企業の価値が上がるという流れに世界的にもなってきているので、岡山県内初の事例として起点になるといいなと思っています」
藤クリーンでは、今後も環境教育の場として多くの人に訪れて欲しいとしています。
