最新設備の養鶏施設が完成 一関、オヤマ・リアスファーム

リアスファームの鶏舎を見学する関係者

 一関市の鶏肉生産加工販売業オヤマ(小山征男代表取締役)が釜石市栗林町に整備した養鶏施設「リアスファーム」が完成し、22日に現地で竣工(しゅんこう)式が開かれた。4月に本格稼働する。

 リアスファームを運営するオヤマファームの小山雅也代表取締役や小野共釜石市長ら約50人が神事に参加し、事業の発展を祈った。

 農場は養豚場跡地の4.2ヘクタールを活用し、木造平屋の鶏舎8棟などを整備した。最新設備で衛生面に万全を期したほか、鶏ふんをボイラーで燃やして鶏舎の床暖房や飼料米生産の肥料にするなど、循環型の生産体制を構築する。

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