使い込むごとに深い味わい 600年以上の歴史を持つ真庭市蒜山の伝統工芸品「蒜山がま細工」づくりが最盛期【岡山】 

岡山県真庭市蒜山地区の伝統工芸品「がま細工」づくりが最盛期を迎えています。

600年以上の歴史を誇るといわれる「蒜山がま細工」は軽くて丈夫、はっ水性があり使い込むごとに深い味わいが生まれます。

現在では全国で唯一の「がま細工」生産地となった蒜山地区。かつては自生する天然のガマを使用していましたが環境の変化で激減したため現在は職人みずからガマを育て伝統を守っているといいます。

(ひるぜんがま細工生産振興会 杉村礼美さん)
「ほかにはない唯一のがま細工ですのでこれからもずっと続けていきたいと思います」

作業は4月末まで行われ、その後、地元の道の駅や県内の民芸品店で販売されるということです。

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