小中学生ブレイクダンス全国決勝大会で優勝目指す 福島県須賀川市の溝井快晴さん(大東小3年)

橋本市長(左)に出場を報告した溝井さん(中央)。右は木村さん

 福島県須賀川市の溝井快晴さん(大東小3年)は30日に大阪市で開催される小中学生ブレイクダンス全国決勝大会に出場する。22日、市役所を訪れ、橋本克也市長に報告した。

 年4回のオンライン予選の成績を踏まえ、各部門上位8人が選出された。溝井さんは第2回オンライン予選の男子小学生低学年の部で優勝した。

 溝井さんは音楽に乗って体を動かすことが好きで、母の勧めでダンスを始めた。「KAI―RICKEY」の名前で活動している。

 世界で活躍する木村竜也(選手名・RASEN)さん=NPO法人日本ブレイクダンス青少年育成協会県支部副部長=の指導を受けながら、全国大会で好成績を残してきた。木村さんは「9歳にして他の選手と異なるキャラクター(個性)がある」と強みを分析している。

 溝井さんの得意技は頭で回る「ドリル」。ブレイクダンスの魅力を「オリジナリティーを出すことができること」と語る。大会に向け、「優勝を目指して頑張りたい」と意気込んだ。

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