栃木県障害者スポーツ協会が顕彰式 活躍の14人1団体を表彰

障害者スポーツ界での功績や活躍が評価された受賞者ら=宇都宮市のとちぎ福祉プラザ

 県障害者スポーツ協会は24日、本年度の顕彰式を宇都宮市若草1丁目のとちぎ福祉プラザで行い、国内外の大会で活躍した選手ら14人1団体を表彰した。

 障害者スポーツ功労賞には、県内初の「身体障がい者水泳チーム」設立に尽力した宇都宮市、渋谷貢一(しぶやこういち)さん(59)ら4人と1団体を選出。優秀選手賞は、一昨年10月の杭州アジアパラ大会で車いすバスケットボール男子日本代表の優勝に貢献した小山市出身の高松義伸(たかまつよしのぶ)(24)ら10人が選ばれた。

 同協会の駒崎茂(こまざきしげる)会長は「今年はオリパラの年。スポーツを楽しみ、自身の限界に挑戦することを期待したい」と激励。渋谷さんは「選手の多様性を尊重しながら指導を続けていく」、高松は「パリは逃してしまったが、次の世界選手権などへ準備したい」とそれぞれ今後の抱負を語った。

 受賞者は次の通り。

 ▽障害者スポーツ功労賞 渋谷貢一(宇都宮)大塚弘之(鹿沼)生駒広美(千葉県佐倉市)山森信子(さくら)NPO法人スペシャルオリンピックス日本・栃木(宇都宮)

 ▽優秀選手賞 吉原未来(日光)大森亜紀子(宇都宮)石坂梨紗(宇都宮)大島茄巳琉(佐野)真田卓(那須塩原)高松義伸(小山)大谷桃子(栃木)久保善暉(宇都宮)亀野大樹(宇都宮)高木翔(益子)

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