釜石市の新市庁舎建設で安全祈願祭 ようやく着工 防災機能を重視 総事業費は約82億円に 岩手

岩手県釜石市の新庁舎建設の安全祈願祭が25日、行われました。完成は来年12月の予定です。

釜石市天神町の建設地で行われた安全祈願祭では、小野共市長が鍬入れをして工事の安全を祈願しました。

新たな庁舎は鉄骨鉄筋コンクリート造の4階建てで、延べ床面積は約8000平方メートル、総事業費は約82億円です。

想定される最大クラスの津波で浸水する恐れがある地域に建設することから、ピロティ方式にし、建物も耐震性や強度に優れたものにしています。津波の際には一次避難所としても使えるよう防災機能を充実させます。

釜石市の新たな庁舎は来年12月ごろに完成し、2026年春ごろの供用開始を予定しています。

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