今年1月に閉店した島根県松江市の一畑百貨店の従業員やテナントで働いていた人のうち、71人の就職先が決定したと島根労働局が発表しました。
島根労働局によると、1月に閉店した一畑百貨店の従業員およそ120人とテナントで働いていた人のうち、167人がハローワークを通じて再就職を希望。そのうちおよそ4割にあたる71人について、新しい就職先が決定したということです。
島根労働局 宮口真二局長
「百貨店で長年働いている方も多かったということもあるし、意外と年配の方も多いという状況なので、なかなか第二の職場とか、今後どういうとこで働きたいというのは、悩んでいる方が多いのではないか」
去年9月に設置された「一畑百貨店離職者専用求人」には、2月末までに松江市の会社を中心に販売・サービス・宿泊業など146社・685人の求人がありました。
一畑百貨店閉店に伴い設置した特別相談窓口は今月末で終了、今後は、島根労働局や各労働基準監督署の相談窓口で支援を続けるとしています。