昨年度の県内企業の倒産件数は合わせて64件で、東日本大震災の発生後の2011年度以降で最多となりました。
東京商工リサーチ盛岡支店によりますと、昨年度の県内の負債総額1000万円以上の企業倒産の件数は、前の年度よりも22件多い64件でした。負債総額も153億9700万円と前の年度から97億円余り増えました。倒産件数は東日本大震災の発生後の2011年度以降で最多です。新型コロナ関連の倒産が28件と最多となったことなどが要因で、今後の見通しについて東京商工リサーチ盛岡支店は、「変化する環境への対応が不可欠で企業独自の経営戦略の重要性が増す」としています。