“105マイル”を計測したカブスの203センチ左腕リトル、「球界最高の打者」大谷翔平との対戦を熱望「自分の投球ができれば、どんな左打者でも打ち取れる」

カブスの大型左腕がスーパースターとの対戦に胸を膨らませている。

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平はここまで9試合に出場し、打率.270、1本塁打、4打点、OPS.749、1盗塁とまずまずのシーズンスタートを切っている。現地4月5日(日本時間6日)からは、敵地でシカゴ・カブスとの3連戦を戦うが、対戦相手も並々ならぬ意欲を見せている。

カブスの地元スポーツラジオ局『670 The Score』は4日、同局の番組『The Parkins & Spiegel Show』に出演した新人左腕ルーク・リトルのコメントを紹介した。身長203センチと超大柄な23歳は、「オオタニは球界最高の打者のひとり、球界最高の左打者のひとりだと考えている」と大谷に敬意を示した。
サン・ジャッキント大学在学時の2020年5月、ブルペン投球で105マイル(約169.0キロ)を計測したリトルは、野球ファンの間で小さくない話題となっていた。同年のMLBドラフト4巡目でカブスに指名されて23年9月6日にメジャーデビュー。今季は、ここまで3試合3イニングで被安打1、無失点と好投を続けている。

大谷との対戦を強く望んでいるというリトルは、「自分の投球ができれば、どんな左打者でも打ち取れると思う」と自信を口にした。そのほかにもドジャースの左打者には、フレディ・フリーマン、マックス・マンシーらがいるが、「どんな左打者がラインアップにいても、対戦の準備はできているつもりだ」と語った。

はたして3連戦中に大谷との対戦は実現するだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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