カブスが日本人対決制して5連勝 鈴木誠也は5試合連続安打&3試合連続打点

○ カブス 9-7 ドジャース ●
<現地時間4月5日 リグリー・フィールド>

シカゴ・カブスがドジャースの反撃を振り切って5連勝。鈴木誠也外野手(29)は「2番・右翼手」でフル出場し、3試合連続打点となる3打点をマークした。

ドジャースに2点を先制され、迎えた2回裏。カブスはダンズビー・スワンソンの2号ソロなどで同点に追いつき、なおも二死満塁という状況で鈴木の第2打席。カウント2-2の8球目、ミラーの暴投で勝ち越しに成功。さらに、鈴木がフルカウントから真ん中低めのフォーシームを捉え、右翼フェンス直撃の2点適時二塁打。リードを3点に広げた。

3回裏にはマイケル・ブッシュの1号ソロで追加点。ブッシュは2019年のドラフトでドジャースに指名を受け、昨季MLBデビュー。今年1月にトレードでカブスへ加入しており、移籍後初本塁打が古巣への一発となった。

5回表に大谷翔平の2号2ランなどで1点差に迫られたが、6回裏、4番手グローブを攻め立て、一死二、三塁からイアン・ハップが2点適時三塁打。なおも一死三塁で第4打席を迎えた鈴木は、カウント1-1からスライダーを弾き返し、右翼後方への犠飛。最低限の仕事を果たし、貴重な追加点を挙げた。

2点リードとなって迎えた最終回、守護神アドバート・アルゾレーが二死二、三塁、一打同点のピンチを背負うも、最後はアウトマンのライナーを一塁手ブッシュが好捕し、試合終了。カード初戦を制し、5連勝となった。

この試合の鈴木は2打数1安打、1四球、3打点という内容で5試合連続安打、3試合連続打点を記録。本拠地へ戻ってから4試合で打率.500、2本塁打、9打点をマークする活躍で、今季成績は打率.345、OPS1.015となっている。

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