歌とトークで癒やす 珠洲・輪島でさだまさしさんライブ

歌声で住民を癒やしたさだまさしさん=輪島市の輪島キリコ会館前

 シンガー・ソングライターのさだまさしさんが6日、能登半島地震で甚大な被害を受けた珠洲、輪島両市でミニライブを行い、心のこもった歌声とトークで被災者の心を癒やした。両市に義援金を500万円ずつ届けた。

 さださんは東日本大震災などでも被災地で歌を披露して住民を元気づけてきた。輪島キリコ会館前では「いのちの理由」「道化師のソネット」などを歌い、「北の国から」は来場者と合唱した。登山家野口健さんもステージに上がった。

 義援金はさださんが設立した「風に立つライオン基金」が募った。今後、能登、穴水両町にも各300万円を贈る。

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