那須塩原・箒川で渓流釣り解禁 初日は県内外から600人

渓流釣りを楽しむ釣り人たち

 【那須塩原】塩原温泉街を流れる箒川で7日、一般渓流釣りが解禁され、県内外から訪れた釣り人約600人が釣りを楽しんだ。

 解禁されたのは塩原の錦帯岩(きんたいいわ)から上流に約6キロの区間。塩原漁業協同組合は解禁日にあわせ、ヤマメやブランドニジマス「頂鱒(いただきます)」の成魚を計約2万6500匹放流した。天気に恵まれた7日は、早朝から釣り人たちが箒川に釣り糸を垂らした。

 釣り仲間と2人で訪れた、さくら市鷲宿、会社員川上貴宏(かわかみたかひろ)さん(47)は「朝5時の解禁と同時に釣り始めた。塩原は温泉街の景色がきれいなので気に入っている」と話した。

 9月19日までの解禁期間を通じた雑魚期間券は8千円。1日券は9日までが4千円で、10日以降が2500円(いずれも販売店での購入価格)。

 (問)同漁協0287.32.2264。

渓流釣りを楽しむ釣り人たち

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