「おはなし会」ブックセンターで継続 大人の参加も歓迎 市立図書館休館に伴い/八戸

絵本の読み聞かせを行ったおはなし会の様子

 八戸市立図書館の休館に伴い、同館で行われていた絵本の読み聞かせをする「おはなし会」が6日、八戸ブックセンターで初めて開催された。家族連れ5組が訪れ、読み聞かせボランティアと一緒に楽しい時間を過ごした。

 同図書館と同センター連携事業の一つ。八戸おはなしの会紙風船と、八戸子どもの本の会が読み聞かせを担当する。

 この日は、八戸子どもの本の会の3人が、図書館所蔵の絵本とメンバーが個人で所有している絵本の中から7冊を読み聞かせた。子ども達は、絵本の内容に笑い声を上げたり、絵本に登場する動物の動きに合わせて体を動かしたりと、夢中になって聞きいっていた。

 おはなし会の参加対象に年齢制限はなく、大人も歓迎している。当日の参加者の年齢バランスや季節を配慮し絵本を選ぶため、毎週参加しても楽しめる。

 読み聞かせをした沼畑明子さん(75)は「今まで続いてきたおはなし会が休館で途切れてしまうのはもったいない。今まで参加していた皆さんもぜひ来てほしい」と話した。

 開催日は、7月末までの毎週土曜日(5月4日は除く)。時間は午前10時半~11時。申し込み不要。問い合わせは、八戸ブックセンター=電話0178(20)8368=へ。

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