チョウかと思ったら…「幸運を呼ぶガ」 日光の民家で網戸から離れず

羽を休める「オオミズアオ」

 薄黄緑色の美しい大型のガ「オオミズアオ」が、日光市明神の会社員福田雅一(ふくだまさかず)さん(60)方で羽を休めている。羽を広げた左右の大きさは約12センチで「最初はチョウかなと思った」と驚いた様子だ。

 8日に現れ、風に吹かれても踏ん張って網戸から離れないでいる。成虫になると口が退化するため食べたり飲んだりできず、寿命は1週間ほどという。

 福田さんは「幸運を呼ぶと言われているようなので、いいことがあるのかな」。この写真に目が留まったあなたにも、幸運が訪れるかも。

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