「すぐそこが燃えていたので」シイタケの乾燥小屋から出火の山火事 火は一時住宅のそばまで迫る 岩手・青森・秋田県の防災ヘリと自衛隊ヘリが散水 岩手・宮古市

20日、岩手県宮古市でシイタケの乾燥小屋から出た火が山林に燃え広がり、現在も鎮圧には至っていません。火は一時、住宅の近くまで迫りました。

現場は刈屋川に沿って住宅が点在する地域で背後には山が迫っています。火は一時、住宅の数十メートル先にまで迫りました。

(付近の住民)
「すぐそこが燃えていたので。見えないところにいても心配なところがあるので」

現在、地上からの消火活動のほか県と青森、秋田の防災ヘリと自衛隊のヘリコプターが散水を続けています。県によりますと21日午前10時現在火元となったシイタケの乾燥小屋が全焼したほか住宅への延焼はありません。一方、山林120ヘクタールが焼けました。
(午前11時位30分現在)

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