希少な盆栽「ヒミクヅロキクザクラ」 氷見市芸術文化館で23日から展示

見頃を迎えた希少なサクラ「ヒミクヅロキクザクラ」の盆栽=氷見市芸術文化館

 氷見市で確認された希少なサクラ「ヒミクヅロキクザクラ」の盆栽が見頃を迎え、23日から同市芸術文化館で展示される。希少なサクラが市民の目を楽しませそうだ。

 ヒミクヅロキクザクラは葉のふちの形やガクの色などの組み合わせが特徴で2007年に新品種と分かった。同市上久津呂にある原木はヤブツバキとの合体木として市天然記念物に指定されている。

 盆栽は、市造園土木協会の孫田幸政さん(孫田宝幸園)が見頃を迎えたヒミクヅロキクザクラを楽しんでもらおうと、同市芸術文化館に貸し出した。花が咲き終わるまで展示される。

 同館は2022年10月のオープンした際、敷地内にヒミクヅロキクザクラの苗木3本を記念植樹した。

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