サッカー教室や食育を展開 栃木SCとフタバ食品がパートナー契約

共同プロジェクトを発表したフタバ食品の斎藤社長(左)と栃木SCの橋本社長=県庁

 フタバ食品(宇都宮市一条4丁目)とサッカーJ2栃木SCは30日までに、共同で地域貢献活動を実施すると発表した。県内の小学校でサッカー教室や食育に関するプリント配布などを行う。

 栃木SCが持続可能な開発目標(SDGs)に取り組む「TOCHIGI SC SDGs サステナプロジェクト」に、今シーズンのパートナーとしてフタバ食品が参画する。

 栃木SCのホームタウンの宇都宮市や地域支援パートナー8市町の小学校で5月から、栃木SCの選手やコーチによるサッカー教室を行う。学校にサッカーボールを贈るほか、児童にアイスクリームの栄養素や作り方を紹介するプリントも配布する。

 栃木SCのホームゲームでは、選手と入場する「エスコートキッズ」に両社のコラボレーションTシャツを着用してもらい、プレゼントする。

 県庁で行われた記者会見で、フタバ食品の斎藤貞大(さいとうさだお)社長は「子どもたちの健やかな成長をバックアップしたい」、栃木SCの橋本大輔(はしもとだいすけ)社長は「郷土愛を育むきっかけにもなれば」と話した。

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