「花の回廊」春らんまん チューリップフェア装い一新

装いを一新した花の回廊を楽しむ来場者=砺波市の砺波チューリップ公園

 砺波市の砺波チューリップ公園を主会場に開催中の2024となみチューリップフェア(富山新聞社後援)は1日、人気コーナーである花の回廊「花の大谷」の装いを一新した。チューリップ5万本を全面入れ替え、春らんまんをイメージした色とりどりの装飾が来場者を楽しませた。

 回廊は高さ4メートル、長さ30メートルで立山黒部アルペンルートの「雪の大谷」をイメージした。花の入れ替えには「黄小町」(黄)、「とやまレッド」(赤)「ミストレス」(ピンク)、「フェーバス」(白)、「ハウステンボス」(白、ピンク)など12品種を使った。会期後半に備えて、気温が低い五箇山地区と冷蔵庫で育て開花を遅らせた。

 会期前半の4月30日までは入り口周辺は雪をイメージした白、出口周辺は春を表現した装飾になっていた。

 新潟県柏崎市から訪れた会社員片山敦子さん(56)は「見た瞬間に感動した。一面華やかでフェア会場で一番すてきです」と喜んだ。

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