漂着ごみ軽トラ3万3613台分 立ち入り困難な海岸で県21~23年度調査

 愛媛県は2日までに、2021~23年度に実施した県内海洋プラスチックごみ調査の結果を公表した。立ち入りが困難な海岸計841カ所で、軽トラック計3万3613台に相当する漂着ごみを確認したという。

 県循環型社会推進課は「県内の海洋ごみの深刻さが把握できた。回収に一段と力を入れていく必要がある」としている。

 海岸数とごみの量(軽トラック相当)は、南予563カ所・3万2479台、中予94カ所・555台、東予184カ所・579台。全域でペットボトルやレジ袋といった家庭ごみが目立ち、南予ではカキ養殖資材など漁業関連の割合が高かった。

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