群馬県議の神田和生氏が辞職 神田窯業の事業停止が影響か

 群馬県議会事務局は2日、自民党の神田和生氏(47)=藤岡市・多野郡区=が同日付で辞職したと発表した。前社長で現在取締役を務める舗装材製造の神田窯業(藤岡市中大塚、神田よしの社長)が事業を停止したことが同日判明しており、その影響とみられる。

 議会事務局によると、神田氏本人から1日に「一身上の都合」とする辞職願が安孫子哲議長宛てに提出された。同選挙区は定数2のため公職選挙法の規定で補欠選挙は行われず、現職は金沢充隆氏(46)=つる舞う=1人となる。

 神田氏は藤岡市議を経て2019年の県議選で初当選。2期目で、県議会総務企画常任委員長を務めていた。15年10月から22年8月まで神田窯業の社長を務めた。農大二高卒。

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