学び舎の思い出、校歌と共に 伊方で佐田岬半島の教育150年を伝える企画展

学校沿革誌や校歌などの資料から佐田岬半島の近代教育150年の歴史をたどる企画展

 子どもたちのにぎわいを再び―。各地で学校の統廃合が進む中、愛媛県伊方町塩成の佐田岬半島ミュージアムが企画展「歌おう!岬の小学校―佐田岬半島の近代教育150年―」を開いている。町内の小学校校歌をBGMで流すとともに、年表や沿革誌で明治から現在までの半島地域における学校教育の変遷を楽しめる。5月19日まで。無料。

 展示室内には25の小学校歌のメロディーを流し、歌詞や楽譜を掲示している。楽譜がない学校は卒業生に歌ってもらうなどして採譜。町内小学校で音楽を教える非常勤講師阿達雅子さんがピアノで演奏し収録した。

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