元プロ選手から守備や打撃のこつ学ぶ 鶴岡で全国少年少女野球教室

渋谷通さん(左)から投げ方のこつを教わる小学生=鶴岡市小真木原野球場

 日本プロ野球OBクラブ主催の全国少年少女野球教室が5日、鶴岡市小真木原野球場で開かれ、鶴岡田川地区の野球スポーツ少年団の小学4~6年生約130人が守備や打撃のこつを学んだ。

 プロ野球の広島などで野手として活躍した酒田市出身の渋谷通さん、元大リーガーの投手でサンフランシスコジャイアンツに所属した村上雅則さんら6人が講師を務めた。開会式で渋谷さんは「毎日の生活をちゃんとやることを心がければ、野球の上達にもつながる」と呼びかけた。

 子どもたちはポジション別の守備練習や打撃練習に取り組み、元プロ選手と試合形式で対戦した。鶴岡市あさひ小6年の渡部翔(かける)君(11)は「ボールの持ち方や腕の振り方が投球の参考になった」と話していた。

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