「エンドウに未来があるか分からない」遠藤航の来季はどうなる? 元プレミア戦士が見解「彼は素晴らしかったが...」

フェイエノールトを率いるアルネ・スロット監督が来季からリバプールの指揮を執ると言われるようになってから、遠藤航の去就を巡る噂は後を絶たない。

黄金期を築いたユルゲン・クロップ監督の退任に伴い、リバプールは新時代を迎える。サッカー部門の責任者として復帰したマイケル・エドワーズを中心とするチーム編成は注目されるだろう。

遠藤がその新生リバプールの一員となるかは分からないとも言われる。1年でのブンデスリーガ復帰など、日本代表キャプテンの今後に関する報道が相次いでいるところだ。

『THE BOOT ROOM』によると、かつてミドルスブラなどに在籍した元プレミアリーグ戦士のロビー・マストー氏は、ポッドキャスト『The 2 Robbies』で「ドミニク・ソボスライがいて、特に前半戦で良かったカーティス・ジョーンズがいる。ライアン・フラーフェンベルフは少し良くなったようだ」と話した。

「エンドウに大きな未来があるか分からない。彼は素晴らしかったが、あの役割でもう少し存在感のある選手を望むと思う」

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だが、コメントを伝えたTHE BOOT ROOMは、「リバプールでエンドウはとても多くの人が間違えていたことを証明した。シーズンが進むにつれて良くなっていき、印象的なパフォーマンスをたくさん見せてきた」と報じている。

「夏にリバプールがどれほど費やさなければいけないかによるところが大きいだろう。ワールドクラスのセントラルMFを獲得できる余裕があるなら、スロットは夏にその動きを後押しするかもしれない。だが、クロップ以後に備えるリバプールの未来において、エンドウがある種の役割を担うのは確かなはずだ」

遠藤が加入当初に懐疑的な目を向けられながら、シーズン中にその実力を認めさせたことは間違いない。リバプールは日本代表主将の今後をどのように考えているのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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