商店街の貴金属買取店で強盗事件 犯人は手袋にナイフで開店直後に押し入る 計画的犯行か 愛媛・松山市

6日午前、松山市中心部にある貴金属買い取り店に男が押し入り、現金を奪った強盗事件で、男は犯行時、手袋を着けていたことが新たに分かりました。

警察は、計画的犯行とみて捜査しています。

この事件は、6日午前10時ごろ、愛媛県松山市湊町にある「ジュエルカフェ松山銀天街店」に男が押し入り、女性店員にナイフを突き付けて脅し、現金およそ50万円を奪い逃走したものです。店員にけがはありませんでした。

男は20代から50代とみられ、身長が170センチくらい、灰色のパーカーに黒っぽいズボン姿でしたが、さらに犯行時、手袋を着用していたことも捜査関係者への取材で新たに分かりました。

警察は男が開店直後の時間帯に押し入っていることなども踏まえ、計画的な犯行とみて男の行方を追っています。

一方、事件を受け現場近くの番町小学校ではけさ、教職員やボランティアなど、合わせて6人が学校の正門前や通学路に立ち、児童らの登校を見守りました。

(保護者)
「子どもだけで行かせるのは不安だった、怖い」

(保護者)
「事件のあった目の前の場所を通るのでついてきた」

(松山市立番町小学校・仲公一校長)
「楽しい連休を過ごした後の子どもたちに心に動揺がないように、平常と同じようなつもりで登校の指導に立っていました」

番町小学校では、犯人が逮捕されなければ、8日の朝も見守りを実施することにしています。

© 株式会社あいテレビ