契約解除金を支払わずにオシムヘンを獲得したいチェルシー ルカクらを取引に含めてどこまで移籍金を下げられる?

写真:チェルシーが獲得を狙うオシムヘン

チェルシーは、契約解除金を支払わずにナポリ所属のナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンを獲得したいと考えている模様だ。

今季、チェルシーは決定力不足という問題点を抱えている。現地時間5月5日に行われたプレミアリーグ第36節のウェストハム戦(〇 5-0)のように実力が拮抗しているチームには大量得点も可能だが、4月20日に行われたFA杯準決勝のマンチェスター・シティ戦(● 0-1)や、4月23日のプレミアリーグ第29節アーセナル戦(● 0-5)のような格上相手の試合ではなかなかゴールを割ることができずに苦しんでいる。

イギリスメディア『football.london』は、チェルシーが継続的にオシムヘン獲得の可能性を探っていることを報じている。ただ、ナポリとオシムヘンの契約には1億3000万ユーロ(約216億円)もの契約解除金が設定されていることが明らかになっており、チェルシーとしても容易く手を出すことができない状況だ。

そのため、チェルシーは選手の譲渡+移籍金支払いという形でオシムヘンを獲得したいと考えている模様。具体的には、現在ローマへとローン移籍しているベルギー代表FWロメル・ルカクに加え、U21イタリア代表MFチェーザレ・カザデイ、オランダ代表DFイアン・マートセン(ドルトムントへローン移籍中)、U21ポルトガル代表FWディエゴ・モレイラ、ブラジル代表MFアンドレイ・サントス(ストラスブールへローン移籍中)らを取引に加える予定だという。

これらの選手を交渉に含めることで、チェルシーはオシムヘンの移籍金を8000~9000万ユーロ(約133億~149億円)まで下げることが可能と見ている。

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