「頑張らなくていい」 トレイルランナー白川裕登さんがアドバイス 群馬県庁でランナー向け講座

 フルマラソン完走を目指すランナー向け講座が11日、群馬県庁で開かれた。高崎市のトレイルランナー、白川裕登さん=写真右から2人目=が11月3日開催のぐんまマラソンを目標に、楽しんでゴールにたどり着くための考え方や練習のポイントなどについて助言した。

 白川さんは、箱根駅伝を目指した大学時代に無理を重ねてけがをした経験を踏まえ、練習は「頑張らなくていい」と説明。「正しいフォームを大切にするなど量より質。サボるのも計画のうち」と呼びかけた。

 野球の独立リーグ、ルートインBCリーグの群馬ダイヤモンドペガサスでトレーナーを務める安藤浩貴さんによる効果的なストレッチのアドバイスもあった。

 講座は、白川さんが代表を務める低酸素ジム「ラングリー」が主催。ぐんまマラソン事務局の担当者も登壇し、初めて主会場に足湯を設けるなど今年のテーマ「温泉」にちなんだ仕掛けなどを紹介した。

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