浪江町の復興拠点・末森地区で14年ぶりの田植え 福島

去年、避難指示が解除された福島県浪江町の復興拠点では、営農再開に向け14年ぶりに田植えが行われました。

田植えが行われたのは、浪江町の特定復興再生拠点の末森地区です。

浪江町の復興拠点は、去年3月に3つの地区で避難指示が解除されましたが、農作物の安全性を確かめるため現在、試験的な栽培が続けられています。

末森地区で田植えが行われるのは、14年ぶりで12日は、地元の住民など約20人が1000平方メートルの田んぼに県のオリジナル品種「天のつぶ」を植えしました。収穫されたコメは、出荷せずに放射性物質の検査を行うということです。

末森地区では再来年の営農再開を目指しています。

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