京都サンガ、浦和に0-3で完敗 最下位に転落、今季初の4連敗

浦和-サンガ 前半、相手にミドルシュート決められ先制を許すサンガイレブン(埼玉スタジアム)=撮影・山本健太

 J1京都サンガFCは15日、埼玉スタジアムで第14節の浦和戦に臨み、0-3で完敗し、今季初の4連敗を喫した。勝ち点は9のままで、順位は19位から最下位の20位に下がった。

 サンガは、開幕から全試合フル出場していたGK具聖潤に代わり、太田が今季公式戦初先発。下部組織出身の福岡も今季リーグ戦初スタメンとなった。サブには、前節ゴールを決めた宮吉らが名を連ねた。

 サンガは激しいプレスで中盤でボールを奪うと、開始2分に原が惜しいミドルシュートを放った。前半30、34分にはピンチを招いたが、太田が好セーブ。徐々にパスミスが増えて守勢に回ると、同42分に中盤でボールを奪われ、ペナルティーエリア外からミドルシュートを決められて先制を許した。

 後半1分、武田の左クロスから川崎が頭で合わせ、セカンドボールに福岡が右足ボレーで合わせたが、ポストに嫌われた。その後も武田のシュートが枠を外れるなどゴールを脅かせないでいると、同10分、相手GKのキックから2人につながれて追加点を許した。

 3人交代でプレスのギアを入れ直し、同18分に敵陣深くでボールを奪ったが、原のシュートは枠をそれた。同32分には、自陣でトゥーリオのヒールパスが相手に奪われ、決定的な追加点を決められた。追加タイムにはアピアタウィアが一発退場となった。

 太田は後半だけでも21分にPKをストップするなど4度の決定機を止めて奮闘した。

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