【オークス/前日オッズ】単勝2.9倍以下なら“勝率62.5%” 穴馬は「前走1着馬」からシンプルに決まる

JRAは18日、第85回オークス(GI、芝2400m)の前日最終オッズを発表した。

桜花賞馬のステレンボッシュ(牝3、美浦・国枝栄厩舎)が単勝2.3倍で1番人気、C.ルメールに鞍上が戻るチェルヴィニア(牝3、栗東・木村哲也厩舎)が単勝5.9倍で2番人気。

以下、ライトバック(牝3、栗東・茶木太樹厩舎)が単勝8.7倍で3番人気、スウィープフィート(牝3、栗東・庄野靖志厩舎)が単勝8.8倍で4番人気と、ここまでが10倍以下。

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■ステレンボッシュに逆らうのは危険

過去10年において、単勝オッズ2.9倍以下は【5.2.0.1】勝率62.5%、連対率87.5%で2着以内は堅い。2021年のソダシだけ8着に敗れているが、連対馬7頭はすべて桜花賞で中団以下から競馬をした馬。一気の距離延長となるオークスではマイルで見せた先行力は不要。ソダシだけが桜花賞で先行していた。桜花賞で中団から末脚を使ったステレンボッシュに重い印はマスト。

次いで好走率が高いゾーンは単勝4.0~9.9倍で【5.3.4.10】勝率22.7%、複勝率54.5%。このうちノーザン・社台ファーム生産馬が【4.3.4.5】。チェルヴィニアと当日のオッズ次第でクイーンズウォークがこれに該当する。クラシックだけあって大手生産牧場が強く、ライトバックとスウィープフィートは割り引きが必要か。

単勝9.9倍以下が堅実なレースだが、このうち2頭が揃って好走したのは10回中9回。少なくとも1頭は10倍以上の馬が馬券に絡む傾向だ。

単勝10.0倍以上は【0.5.6.135】で、このうち前走1着馬が【0.4.2.33】複勝率15.4%、複回収値167。さらに前走がOPクラスで上がり3F2位以内なら【0.3.1.6】複勝率40.0%、複回収値233と、ある程度狙える数字になってくる。これに該当するアドマイヤベルコガネノソラタガノエルピーダは押さえておきたい。

馬連は(7)ステレンボッシュ-(12)チェルヴィニアが6.9倍、3連複は(7)ステレンボッシュ-(12)チェルヴィニア-(14)ライトバックが17.1倍、3連単は(7)ステレンボッシュ→(12)チェルヴィニア→(14)ライトバックが48.3倍で1番人気。ステレンボッシュが連対しない3連単は(12)チェルヴィニア→(14)ライトバック→(7)ステレンボッシュの組み合わせで134.0倍となっている。

■18日・前日最終オッズ

人気馬名単勝1ステレンボッシュ2.32チェルヴィニア5.93ライトバック8.74スウィープフィート8.85クイーンズウォーク11.66アドマイヤベル15.77コガネノソラ16.28タガノエルピーダ16.89ミアネーロ23.910エセルフリーダ46.811サフィラ57.612ホーエリート81.913ラヴァンダ84.314ランスオブクイーン90.515サンセットビュー92.516ヴィントシュティレ118.717パレハ124.018ショウナンマヌエラ135.6

※出馬表・結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合し確認してください。

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