明治安田J1リーグ第15節最終日の19日、昨季王者のヴィッセル神戸は、カシマスタジアム(茨城県鹿嶋市)で鹿島アントラーズと対戦し、0-1で敗れた。連勝は「4」で止まり、5試合ぶりの黒星。前節に勝ち点差で並んでいたFC町田ゼルビアが勝ったため、首位から2位に陥落した。9勝2分け4敗で勝ち点29のままとなった。
神戸は前半、武藤嘉紀がペナルティーエリア内に進入してシュートを放つなどしたが、決め手を欠き、0-0で折り返した。後半は鹿島に攻勢をかけられた。19分、神戸は今季鹿島から加入した広瀬陸斗を投入。けがから9試合ぶりの出場となった。
だが同36分、鹿島に速攻からスルーパスを通され、1対1でGK前川黛也が名古新太郎のシュートをはじいたが、こぼれ球を濃野公人(関学大出身)に押し込まれた。
神戸は終盤、初瀬亮、ジェアンパトリッキ、菊池流帆を相次いで投入。しかし、最後までゴールが遠かった。