世界パラ陸上、山本5位入賞 男子走り幅跳びの日本の第一人者

詰めかけた観客を前に力強い跳躍を見せる男子走り幅跳び(義足・機能障害T63)の山本篤=いずれも19日夕、ユニバー記念競技場(撮影・笠原次郎)

 19日で3日目を迎えた「神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会」で、男子走り幅跳び(義足・機能障害T63)の決勝に日本の第一人者である山本篤(42)が出場した。6メートル48で5位入賞を果たし、家族連れらが集まった日曜の会場を沸かせた。

 山本は2008年の北京パラリンピックで、義足選手では日本人初の銀メダルを獲得。21年の東京大会まで夏季パラリンピック4大会に連続出場している。現在は新日本住設(神戸市中央区)に所属し、今大会のアンバサダーも務めている。

 大会は25日まで。午前(9時~正午)と午後(5~8時)の2部制で実施し、当日券の販売もある。(山本 晃)

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